トイレ掃除の仕上げやゴミ箱の掃除、飼育小屋の修理、花壇の草抜きや支柱立て、掃除用具の点検、校門での朝の挨拶、逃げ込む子の話し相手等、どんな環境でも丁寧に仕事をこなす謙虚な姿は、周りの人を幸せな気持ちにしてくれます。
現在、企業や教育現場では用務員さんが不足しています。
1919年からドイツで始まった「シュタイナー教育」は学習障害を持つ人達のケアで高く評価されており、人間の持つ個性を尊重し、多様性を活かしながら支え合って共に生き、共に働くという理念です。
その教えを根底に置き地元の企業やサンキの社内研修でダイアモンドの原石を磨きあげる新しい取り組みです。
【自分の人生を大切に生きる】という用務員育成所の理念に賛同して下さる親の元に産まれたダウン症の人を「用務員さん」に育てあげ全国の学校や幼稚園、保育所、市町村、企業に送り込む!
ダウン症の人が用務員さんの多様な雑務にどこまで対応可能かは、個々の能力次第ですがともすれば避けられてしまいがちな繰り返しの作業や流れ作業を彼らは笑顔でこなしてくれます。
適任だと言っても良いでしょう。
そんな事が出来たら、日本の未来も少しは明るくなるはずです。
そうなれば、毎年出生している1000人ものダウン症の人達が活躍できるのです。
まだ道無き道ですが未来を想像した時に、素敵過ぎてワクワクします。
目標はハリーポッターに出てくる「ハグリット」
世界初となるダウン症の人に特化した用務員育成所で「人生の鍵」を手に入れてもらえれば嬉しいです。
育成所では部活もあります。
パン教室や英会話、ヨガ、絵画、陶芸、アロマ、手芸など一生の趣味に出会えるかも知れません。
入所条件は親御さんが育成所の趣旨に賛同して頂ける事、経済的に苦しいが教育を受けさせたいと考える方にはサンキの母体で働きながら学べるように支援します。
障がい者雇用で実績のある母体が長い年月をかけ築き上げてきた地域との繋がりの中で更なる挑戦をしたいと決意しました。弱者としてではなく、個性だと受け入れる地域を目指し!
①距離を短くする
②両手を同時に使う
③動作の数を減らす
④楽にする
実践でのトレーニング(現場研修生) 支援学校では年間10日程の企業研修しか受けられない
07:45 | 登校 |
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08:00~08:30 | 清掃訓練 5対1 |
08:30~12:00 | 実習訓練 5対1 |
12:00~13:00 | 昼食(オーガニック弁当配布) |
13:00~14:30 | 実習訓練 5対1 |
15:00~17:30 | 用務員育成所での学び |
ゆるやかに楽しく仕事へ移行する数年を過ごす
住所 | 大阪府四條畷市清滝中町19-9 |
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お問い合せ先 | TEL:072-877-2654 |
学費 | 月額60,000円~(昼食・レクリエーション費含む) |
○企業用務員 食品業界など地域企業への就職
○学校用務員 教育現場(幼稚園・保育所への参入・梛の木保育園にて実習)
目標はハリーポッターに出てくる「ハグリット」。自分の「人生の鍵」を手に入れる一歩!
今後も引き続き各企業への就労先を広める